料理法を一番よく知っているのはお店の人。
毎日魚の棚を通るからこそ、
どこの何が安くておいしいかもわかる。
●今村 たとえば魚の棚で売ってる1000円前後の塩さばと、スーパーで売ってる200円の塩さば。食べてみたら味は全然違うってわかるけど、サラリーマン家庭の主婦の予算内で、となると200円のを買いたくなる気持ちもわかる。実際、人にあげるときはいいもんを、って感じでおもたせ(手土産)に買ってはる人が多いんちゃうかなあ。
●滝野 うちのお客さんも世代交代というか、今まで買ってくれてた人もそんなにたくさん買えない、ということが多くなってる。
●編集委員会 でもやっぱり、地元の人に買いにきてほしいなあ。こんだけ明石でジャンジャンたこや魚が揚がってるんやから、食べてほしいなあと思う。
●藤原 明石に住んでる友だちでも、魚の棚で買い物したことないっていう人もいる。知ってるけど買ったことない。
●編集委員会 買ってくれる人は、おいしいってわかってくれるんやけど。
●今村 自宅用にも、たまには良いものをと思う時には、魚の棚の信頼できるお店で鮮度の良いものを買ってみてほしいです。外食に行くことを思えば、家で作ればまだ安くつくんやから、そういう贅沢をぜひ楽しんでほしいですね。
毎日魚の棚を行き来して、主婦の目線でお買い得品やお値打ち品をチェックしているおかみさんたちの情報量はすごい!今日ご登場いただいた方だけでなく、どこの何がおいしいか、どうやって食べたらおいしいかを一番知っているのは魚の棚のおかみさんたち。お店の人と仲良くなれば、お得情報やいろんな料理の技をきっと教えてもらえます。商店街は食材が揃うだけではありません。食の知識と知恵の宝庫魚の棚へ、さあ、まずは会話を楽しみにきてください。
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