メニューは神戸学院大学と「きっちん魚兵」の共同で構成
「きっちん魚兵」で調理したこの日のメニューについて、食材の特性や食べ合わせなど栄養学の視点から楽しく解説してくれたのが、神戸学院大学栄養学部のメンバーです。旬を味わうだけでなく、どんな効果があるのか、どんな食べ合わせがより効果的か、といった知識も得られて、おいしさ倍増!
NPO法人「ダッシュ明石」ってナニ?
明石市を活動のベースとして、元気で暮らしやすいまちづくりを実践しているNPO法人。今回の「明旬会」のような楽しい企画のほか、まちなかのユニバーサルデザインについて調査・研究したり、「まちづくりは人づくり」をキーワードに人材の育成、ネットワークづくりにも力を入れています。
以前この紙面で「鯛が最もおいしいのは活け締めしてから10時間後」という官能検査の結果をご紹介したことがありましたが、その味覚実験を行ったのも「ダッシュ明石」。次は何を企んでくるのか!?楽しみですね。
「明旬会(明石の旬と食とお酒を楽しむ会)」について
ダッシュ明石が昨年4月からスタートさせた「明旬会(明石の旬と食とお酒を楽しむ会)」。今年は6月に開催された魚の棚商店街「きっちん魚兵」での第1回を皮切りに、季節ごとに開催場所(明石市内)と料理人を変えて全4回開かれる予定です。ダッシュ明石のプロデュースにより、神戸学院大学の栄養学部と、プロの調理人がコラボレーション。明石の旬の味を学びながら味わい尽くすという仕掛けになっています。
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「明旬会」をはじめ地元の食を発信する明石の活動は、兵庫県の地域からも注目を集めています。「食を楽しむ町」のモデルケースとして、これからも進めていきたいですね。また、学生を町ぐるみで育てていただき、明石の人たちのあたたかさを感じています。
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神戸学院大学栄養学部講師 野口
孝則さん |
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食材について調べたり、レシピ作成などを担当。魚屋さんで話を聞いたり、実際に食べてもらっての反応を見たり、大学や本で学ぶのとは違った勉強になりました!「きっちん魚兵」の長谷さんの主婦の目線も勉強になりました。 |
神戸学院大学栄養学研究科の山田晴香さん
栄養学部2回生の前田絵里さん、田中博子さん |

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おいしいものを食べたい人がいて、明石には食べてほしいおいしいものがある。それならそれを繋ごう、と生まれたのが「明旬会」。明石の食の魅力を発見し、発信していくのが狙いです。魚の棚での開催は今年はこの1回だけですが、魚の棚商店街で独自にこのような会を続けては?
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NPO法人「ダッシュ明石」 副理事長
吉川 悟さん |
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