■第12回春旬祭「私の味自慢くぎ煮コンテスト」■

先日行われた第12回春旬祭「私の味自慢くぎ煮コンテスト」にて、激戦の末入賞された方々の黄金レシピをご紹介!
皆様も来年、ぜひ挑戦してみてください。



●優勝●  明石市北朝霧丘 I 様
レシピにとらわれない独自の調味料の配合で、少し甘めの奥深い味わい。
一匹一匹の食感を大事に鍋につきっきりで作ります。
<材料>
イカナゴ・・・1kg ★濃口醤油・・・200cc ★酒・・・80cc
★みりん・・・50cc ★ザラメ・・・350g 生姜(千切り)・・・80〜100g
@いかなごをサッと洗い、水気を切る。
A★を鍋に入れて強火でよく沸騰させて調味料を溶かす。
B生姜の千切りを一つまみ入れる。
Bいかなごを一掴みずつ入れていく。
【1Point 】
一掴み入れては煮汁が泡立つのを待ってまた入れて・・・と繰り返す。
こうすることによってイカナゴがダマにならず仕上がりがパラパラになる。
鍋の中は絶対触らないこと。

C残りの生姜の千切りを入れて、あくをとる。
Dアルミホイルで落し蓋をし(アルミホイルは真ん中に親指大ほどの大きさの穴を開けておく)、
  鍋の蓋は少しずらして、ふきこぼれないように気をつけて見ておく。
E煮汁がイカナゴのスレスレより少し下になったら鍋返しをする。
F煮汁が鍋肌にグツグツとひっつくような感じになってきたらザルにあげ、一気に広げてうちわで扇いで粗熱をとる。


●準優勝●  大城貴子様
黒糖を使うことによって甘さをマイルドにし、自家製山椒で旨味をプラスし、ほとんど煮汁が残らないように強火で炊ききりつややかに仕上げました。ご飯、お酒にも合うまろやかな味です。
<材料>
イカナゴ・・・1kg ★濃口と薄口のブレンド醤油・・・190cc ★みりん・・・50cc
★白ザラメ・・・300g ★黒糖・・・20g ★自家製煮山椒・・・30g
★土生姜(千切り)・・・100g ★水あめ・・・少々 ★秘密の白い粉・・・少々
国産レモン・・・1個 白ゴマ・・・少々  
@イカナゴを洗う
A★を全て鍋に入れ、沸騰したらイカナゴを2、3回に分けて入れる。
Bアルミホイルで落し蓋をし、最後まで強火で煮きる。
Cほとんど煮汁がなくなってきたら、みじん切りにしたレモンの皮と汁を絞って入れる。
【1Point 】
ほとんど煮汁がなくなるまで煮きることが大事!臭みがなくなります!

Cざるにあげて、素早く冷ます。
D仕上げに白ゴマをふりかけて出来上がり。
【1Point 】
厚手の鍋を使うことがポイントです。熱伝道が良い、分厚い鍋がお勧めです。


●3位●  八木サト美様
毎年30kg、去年初参加。イカナゴは、魚の棚で購入して新鮮な時に直ぐ炊きます。食べる人が今年もイカナゴの季節を思い出してくれるのを祈りつつ楽しく炊いています。
<材料>
イカナゴ・・・1kg ★減塩濃口醤油・・・280g〜300g ★お酒・・・50cc
★みりん・・・50cc〜80cc ★ザラメ・・・300g ★生姜(千切り)・・・80〜100g
水あめ大・・・1/2    

@ボウルに水を入れてイカナゴをサッと洗い、水気を切る。
【1Point 】
イカナゴは新鮮なものを使ってください。ふっくらコシのあるくぎ煮になります。

A★を鍋に入れ、泡立つまで強火で煮る。
【1Point 】
くぎ煮は醤油が決め手です。醤油は、魚の棚「田中酒店」で購入できる
広島の「川中醤油」がオススメ。
まろやかでしょっぱさが無く、くぎ煮もまろやかに仕上がります。

Bイカナゴを3回に分けて入れる。
Cアルミホイルで落し蓋をし、強火で炊き上げる。
D水分が減ってきたら中火にして煮詰める。
E水あめを入れてかるくまぜ、硬さをとる。
F煮汁がなくなってきたら焦げない程度でザルにあげ、うちわで扇いで粗熱をとる。





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