明石・魚の棚をもっと知りたい、楽しく歩いてみたい……情報紙

ハリイカとキュウリの辛み和え
【材料】
ハリイカ    1はい
キュウリ    1本
カシューナッツ 20g
生わかめ    50g
調味料(A)
  酢    大さじ1
 しょうゆ 小さじ1
 ごま油 小さじ1/2
調味料(B)
 しょうゆ 大さじ1
 ごま油   小さじ1
 柚子コショウ 少々
 砂糖 小さじ 1/2
 生姜汁    少々
【作り方】
@ イカは、下ごしらえをし、一口大に切る。
A キュウリは、塩もみをしてから塩を洗い流し、
  麺棒などでたたいて全体に割れ目を入れ、一口大に乱切りする。
B カシューナッツは、フライパンできつね色になるまで炒める。
C わかめは水洗い、水切りをして一口大に切り、Aの調味料で味付けする。
D ボウルにBの調味料を全て入れ、イカとキュウリを和える。
E お皿に、Cのわかめ、Dのイカとキュウリを盛り付け、
  カシューナッツを散らす。



ダコ(飯蛸)マダコ科マダコ属

イイダコという名前の由来は、体内に卵を蓄えているのを米粒にたとえたところからきています。
イイダコの雌には、胴の中に米粒に似た卵がぎっしりと詰まっています。一般的に雌のイイダコの方が美味しいと言われますが、「飯」のない「すぼけ」と呼ばれる雌の方も、煮付けの材料として用いても美味しく、価格が安いのが魅力です。日本で食用にされるタコには、ミズダコやマダコなどがありますが、イイダコが一番小さいです。
イイダコは、瀬戸内海などの内海で、潮の流れが緩い辺りの砂や泥を生活の場としています。
砂や泥の海底にはあさりなどの二枚貝が豊富にあり、これらを主食としています。
タコの筋肉繊維の繊維には一定の方向性がなく、多方向に絡み合うように並んでいます。また、
繊維そのものに弾力があり、これがタコ特有の歯ごたえを生み出しています。この筋繊維は加
熱による収縮が大きく、硬くなりやすいという特徴があります。
タコに含まれる成分で特徴的なのはタウリンという物質で、コレステロールの増加を抑える作用があります。
また、イイダコはマダコに比べて、鉄や亜鉛、銅、レチノール、葉酸を多く含んでいます。カルシウムが不足しがちな方(妊婦、成長期の子供など)や骨粗鬆症が気になる方は積極的に摂っていただきたい栄養素です。また、鉄は貧血対策に良い栄養素ですよ。このお弁当にはキスの天ぷらがありますが、キスはカルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDを多く含む魚で、カルシウムを多く含む小松菜との相性もいいですよ。

タコをやわらかく調理する方法
●大根でたたく(大根は表面がつるつるで、 タコの皮をはがしてしまう危険が少なく、 また、重さの割に直線的な衝撃がタコに 加わらないので繊維を断ち切ることなく やわらかくできる)
●火加減は弱火でことこと。強火は禁物!!


キス(鱚)スズキ目キス科
キスと言うと、シロギスとアオギスがありますが、一般的にはシロギスのことを言います。キスは、漢字で「鱚」と書きますが、めでたい祝儀魚に数えられます。
キスは、白身の魚で、脂肪が少なく、淡泊な味です。刺身、昆布じめ、塩焼き、南蛮漬け、マリネ、天ぷら、フライ、酢の物、吸い物などがあります。また、上等の干魚にも加工されます。キスには脂肪分が殆ど含まれないので、油を使った天ぷらは、上品な味で食感が良いです。
また、キスの水分含有量は約80%もあり、料理する前に食塩水で処理した方が身肉に弾力性が出て美味しくなります。



東日本大震災義援募金をお願いしております
魚の棚でも何か出来ないかと模索し、義援金の募金活動をさせていただくことになり実施しております。皆様方の温かいご協力お待ち申し上げております。
義援金募金設置場所●魚の駅前



 
明石・魚の棚をもっと知りたい、楽しく歩いてみたい……情報紙

<<< バックナンバー



Copyright (C) 2011 All rights reserved by uonotana-syoutengai