明石・魚の棚をもっと知りたい、楽しく歩いてみたい……情報紙
魚の棚商店街の東西振興組合理事長に、いよいよ始まるアーケード改修工事と
これからの展望について聞きました。

アーケード改修工事が始まりますね。
安原 現在(二代目)のアーケードも完成から18年経ち、柱が錆びたり、ドーム部分のガラスが剥がれたり。老朽化が進み、雨漏りのたびに補修するという状態で、いよいよ9月から改修工事を行うことになりました。「思い切ってイメージや色を変えよう」という意見も出ていたのですが、話し合った結果「明るくて清潔感があって、歩いて楽しめるのがいい」ということで、現在の色とデザインを基本にすることになりました。

どんな風になりなすか?

安原 ドーム部分の色は現在と同じ白で明るいイメージを保ち、サイド部分に青や赤のポイントカラーを入れます。それから、東寄りの中心の通りと南側の通りを結ぶL字型の部分を新たに「弁天通(べんてんどおり)」と名づけ、ドームの下にその象徴として赤い鳥居を取り付けます。その他、商店街への各ゲート5カ所の看板もそれぞれ新しいものに。東入口の頭上には新しくステンドグラスを設置しますが、8月に行った公募コンテストの最優秀作品を図案として採用します。

 昭和62年に二代目のアーケードができた時はその後カラー舗装も行って、商店街のイメージが一気に明るくなった感じでした。すると不思議なもので、以前より各店がそれぞれの店舗を手入れし、小ぎれいに保つようになりました。今回もこの改修をきっかけに、それぞれの店がさらに良くなっていかないかんと思います。時代の流れで、たとえば家族構成や生活スタイルが変化している。ということは魚の棚商店街でも、販売の仕方や商品で変えるべきところがあるはず。馴染みのお客さんと声をかけ合うような昔ながらの良さを残しつつ、さらに進化していきたいものです。三代目アーケードが完成してからの魚の棚がどう変わってゆくのか、どうぞご期待ください。

完成はいつになりますか?

安原 9月から工事がスタートし、11月中にはすべて完了する予定です。お買い物や歩行に支障のある部分の工事は夜間に行い、日中は影響のないところのみ作業を進めますので、工事期間中も安心してお越し下さい。



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