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四季の二。春と秋の間の季節。現行の太陽暦では六月から八月まで。陰暦では四月から六月まで。二十四節気では立夏から立秋の前日まで。天文学上では夏至から秋分の前日まで。一年中で最も暑い季節。

明石は魚の宝庫で魚の棚で販売・瀬戸内海でとれる魚を紹介します。
さらに各魚の詳しく情報もご覧になれます。
サバ
学名: Scomber japonicus
種目: スズキ目サバ科
体長: 約50センチ

一般のサバというとマサバとゴマサバの2種類を指しますが、明石でとれるのは、ほとんどがマサバです。サバは生後2年頃から産卵をするものが約半数、生後3年になるとすべてのサバが産卵をします。寿命はおよそ10年といわれています。ビタミンやEPA、タウリンなどが多く含まれており栄養価の高い魚です。

シマアジ
学名: Longirostrum delicatissimuss
種目: スズキ目アジ科
体長: 約70センチ

別名コセアジ、ヒラアジ、カツオアジ、コセなど。伊豆諸島では 1 m 以上に成長したものをオオカミと呼ぶ。最大で全長 1.2 m 程度、体重 18 kg。魚体はマアジよりも体高が高い。体色は背側が青緑色、腹側が銀白色。体側の中央に走る幅の広い黄色の線が特徴。
刺身や寿司ネタにする。他に、塩焼き、蒸し物などで食べる。アジ類で最も美味であるとされ、いわゆる高級魚である。

スズキ

学名: Lateolabrax japonicus
種目: スズキ目スズキ科
体長: 約80センチ

全長は最大で1mを超える。体は細長くて上下に平たい。口は大きくて吻が前方に突き出ており、下あごが上あごより前に出る。体色は背中側が緑黒色-灰緑色、体側から腹部にかけて銀白色をしている。尾びれはハート型に切れこむ。若い個体は背中側の皮膚や背びれに小さな黒点が散らばっており、成長とともに消えるが、背びれの黒点は大きくなっても残ることがある。
一般的に1年目25センチクラスまでをセイゴと呼び、2年目30〜40センチクラスの物をフッコ、5年目60センチ以上をスズキと呼びます

アマカレイ
学名: Pleuronectes yokohamae
種目: カレイ目カレイ科
体長: 約20センチ

アマガレイの産卵期は12〜1月で、水深10m以浅の浅場で産卵し、稚魚は沿岸域で生活しますが、成魚は明石全域に分布します。

キジハタ
学名: Epinephelus akaara
種目: スズキ目ハタ科
体長: 約35センチ

最大全長は50cmほどだが、30cmほどのものが多く、ハタとしては小型から中型の部類である。雌性先熟の性転換をおこない、自然環境では全長約40cmでメスからオスに転換する。体色はオレンジ色で、朱色の斑点が全身に見られる。また、背中の中央に黒っぽい大きな斑点が1つある。ノミノクチ E. trimaculatus とよく似ているが、ノミノクチは斑点が暗赤色であることから区別出来る。
高級食材として扱われる。香港では「紅斑」(ホンパーン)と呼ばれ、ハタ類の中ではサラサハタに次いで珍重されており、主に蒸し魚として食べられる。

キス
学名: Sillago japonica
種目: スズキ目キス科
体長: 最大30センチ

キスは、透明感のある淡い黄褐色の身を持つ魚で一般 にはシロギスを指します。魚体の大きさは最大で30センチメートルぐらいですが、最近は15〜20センチメートルくらいのものが良く出回っています。初夏になると産卵のため砂泥地に群れをなして移動し、外敵に食べられないように数回に分けて浮遊性の卵を生みます。
キスは脂肪が少ないので、成人病の予防やダイエットにおすすめの魚です。

ハモ
学名: Muraensox cinereus
種目: ウナギ目ハモ科
体長: うなぎより大きく、最大2メートル。

全長1mほどのものが多いが、最大2.2mに達する。体は他のウナギ目魚類同様に細長い円筒形で、体色は茶褐色で腹部は白く、体表に鱗がない。体側には側線がよく発達し、肛門は体の中央付近にある。ウナギ目の中では各ひれがよく発達していて、背びれは鰓蓋の直後、尻びれは体の中央付近から始まって尾びれと連続する。胸びれも比較的大きい。
ハモの名の由来は「はむ」という噛んで飲み込む事を意味する言葉からであると言われており、肉食に適した歯を持っている。小骨が多く、「骨切り」することによって食される。

タコ
学名: Octopus vulgaris
種目: 八腕目マダコ科
体長: 約60センチ

複数の吸盤がついた8本の触手を特徴とする。一般には足と呼ばれるが、学術書などでは腕と表現されたりする。無脊椎動物の中で最も高い知能を持っていて、色を見分けたり形を認識することや、問題を学習し、解決することができる。身を守るためには、保護色に変色したり地形に合わせて体型を変える。さらに色や形を2年ほど記憶できることが知られているが、寿命は短い。危険を感じると黒い墨を吐き姿をくらます。
タコは頭と思われるところが胴で、胴と足の間に頭がついています。
マダコは、全長60センチ前後に成長する中型のタコで、岩礁の割れ目や穴などにひそむようにして生活し、夜にはいだしてきて、エビ、カニ、貝、魚などを食べます。寿命は1〜2年です。

アナゴ
学名: Conger myriaster
種目: ウナギ目アナゴ科
体長: 約40センチ

アナゴは、沿岸部の砂泥質の海底に生息しています。夜行性で魚やエビを好んで食べ、昼間は穴や砂中にひそんでいます。
春から夏に南西諸島付近で産卵するといわれ、卵からかえった幼魚はレプトセファルスと呼ばれ、柳の葉を思わせるような形をしています。潮流に乗って大阪湾に入った後、変態してアナゴの形となって海底に住むようになります。1年後に30cmに成長し、アナゴ篭や板びき網により漁獲されます。
寿司やかば焼きにして食されます。

スルメイカ
学名: odarodes pacificus
種目: ツツイカ目スルメイカ科
体長: 約30センチ

日本の沿岸に広く分布する代表的なイカ。イカの中でも最も多くスルメに使われることからこの名が付いたと言われている。

クルマエビ
学名: Penaeus japonicus Bate
種目: 十脚目長尾亜目クルマエビ科
体長: 約25センチ

体の表面に薄い褐色または青の地に茶褐色の縞模様がある。体を丸く曲げると、縞模様が車の輪の輻(や)のようにみえることからこの名がついた。 産卵期は五月下旬から九月上旬。美味。

コチ
学名: Platycephalul sp
種目: カサゴ目コチ科
体長: 約60センチ

内湾等の砂地に生息します。体は平たく、砂の中に良く隠れています。尾びれの黒白の斑紋は特徴的で、1cm位の稚魚でもはっきりしています。河口付近で幼魚がみられることがあります。産卵期は6−8月で、雄性先熟の性転換をします。

イイダコ

学名: Octopus ocellatus
種目: 八腕目マダコ科
体長: 小型のタコで通常は全長20cm、胴長は5cm程度であるが
     最大全長30cm前後に達する

体長は最大でも30cmほどで、小型のタコである。体表は低いいぼ状突起が多い。体色は周囲の環境により変化するが、腕の間のひだに金色の環状紋が2つあることと、両目の間に長方形の模様があることで他種と区別できる。また、興奮すると腕や外套(いわゆる「頭」)に黒い縦帯模様が現れる。 メスは飯粒状の卵を抱卵し。 これを煮ると、卵が飯粒のように見える事が名前の由来です。

ハマグリ
学名: Meretrix lusoria
種目: マルスダレガイ目マルスダレガイ科
体長: 約10センチ

比較的海水での淡水に近い浅瀬に生息する、はまぐりは古来より重要な食料であり、貝塚からは殻が大量に発見されている。

ハマチ
学名: SeriolaQuinquerqdiata
種目: スズキ目あじ科ぶり属
体長: 約50センチ

大きくなるにつれて名前の変わる出世魚です。約30センチの物をツバス、約50センチの物をハマチ、約60センチの物をメジロ、約80センチの物をブリと呼びます。


 
 

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